膀胱結石(ストラバイト)の治療例をご紹介します。
症例
ミニチュア・ダックスフンド
主訴
今まで特に病気をしたことがなく、年に1度の健康診断でご来院されました。
来院時の実際のようす
触診やバイタルチェックでも問題なく血液検査なども異常はありませんでした。
検査、治療
健康診断での尿検査にて偶発的にストラバイトの結石を確認しました。
ストラバイト自体は健康な犬でも時間が経過した尿などでは確認できることがあります。
1週間後に再度尿検査を実施したところ、ストラバイトを改めて確認しました。そのため、まずは療法食による治療を開始しました。
ご飯を完全に療法食に切り替えていただき、1ヶ月後に改めて尿検査を実施 したところ、ストラバイトは確認されず、一旦は治療を終了しました。
経過
再検査でストラバイトは析出されなかったものの、ご飯を戻してしまうと再発する可能性が高いので、療法食を継続していただいています。
その上で定期的な尿検査でストラバイトの有無を確認しています。
今のところ再発はなく、経過としては良好な状態を保てています。
新宿区四谷・市ヶ谷エリアの犬と猫専門の動物病院
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