猫さんの角膜潰瘍の治療例をご紹介します。
症例
日本猫
主訴
目が開かない、との症状で来院されました。
前日夕方くらいから右目が開いていない状態だったとのことで、原因はハッキリとはわからないが、同居のどうぶつがいるため、喧嘩したのかも?とのことでした。
来院時の実際のようす
両目とも開いていたものの、右目だけ常に縮瞳し、しょぼしょぼしている様子が伺えました。
検査、治療
フローレス検査
各種眼科検査を実施したところ、フローレス検査にて右目に傷があることを確認しました。
※フローレス検査…目に特殊な染色を行い、傷を染める検査です。主に目の傷の確認のために行います。
点眼
ヒアレイン点眼による傷の回復と、抗生剤の点眼による細菌感染の防止を軸に治療を開始しました。
経過
1週間後
1週間後改めて確認したところ、傷は無くなっていました。
2週間後
念のためさらにもう1週間後にチェックしたところ、特に患部に問題はなかったため治療は終了としました。
新宿区四谷・市ヶ谷エリアの犬と猫専門の動物病院
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